吹田市で棟板金を交換する費用相場は?施工事例とともに解説

強風で剥がれた屋根てっぺんの棟板金

【結論】吹田市の棟板金交換は2万〜10万円前後が目安。雨漏りや浮きに注意!
・劣化のサインは「浮き・釘抜け・サビ」
・放置すると下地腐食や雨漏りリスク大
・火災保険が使えるケースも多数

「最近、屋根の一部が浮いて見える…」「強風の日に屋根からバタバタと音がする…」

吹田市内の住宅で、こうしたご相談が増えています。

とくに築15年以上のスレート屋根や瓦屋根では、棟板金の劣化が進んでいるケースが多く、早めの点検と対処が重要です。

この記事では、吹田市で実際に行われた棟板金交換の施工事例を交えながら、費用相場・修理タイミング・火災保険の活用方法まで、わかりやすく解説します。

目次

吹田市で棟板金を交換する費用相場

棟板金交換の費用は、長さ・工法・下地の状態によって変動します。吹田市における相場感は以下の通りです。

工事項目費用の目安(税別)
棟板金の交換(10〜20m)約5〜15万円
貫板(下地木材)の交換約2〜5万円
足場の設置(必要な場合)約10〜20万円

※屋根の高さや形状により変動します

費用を抑えるコツ

  • 屋根塗装や他の補修と同時に依頼して足場費用を節約
  • 火災保険の活用(風災などが原因の場合、適用される可能性あり)

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棟板金(むねばんきん)によくある劣化サイン

吹田市の築年数が経過した住宅では、台風や強風の影響で棟板金が傷みやすく、気づかないうちに重大な不具合に発展していることがあります。

以下のような症状が出ていないか、早めのチェックが重要です。

✅ 板金が浮いている・めくれている

屋根の棟(てっぺん)部分の板金が波打っていたり、わずかに浮いていたりする状態は要注意。

そのまま放置すると強風で飛散し、落下事故や雨漏りの原因になる恐れがあります。

✅ 釘やビスが抜けている

板金を固定している釘やビスが浮いていたり、抜け落ちていたりしませんか?

これは経年劣化や木材の痩せによって固定力が弱まっている証拠です。風のあおりを受けやすくなり、台風被害のリスクが高まります

✅ 雨音が以前と変わった気がする

「バチバチ」「カタカタ」など、雨の日の音に違和感があるときは、板金がめくれて風に揺れている可能性があります。

放置すると、雨水が隙間から侵入し、下地や室内にまで被害が及ぶことも

✅ 屋根材の下地(木部)が腐食している

屋根の棟板金の内部には、貫板(ぬきいた)と呼ばれる木材の下地が使われていることが多いです。

板金のすき間や釘穴から水が侵入すると、この木部が腐ってしまい、板金の固定が効かなくなるケースも。


棟板金の交換が必要なタイミングとは?

築年数の目安

  • 築10〜15年:点検をおすすめ
  • 築15年以上:劣化が進んでいる可能性が高く、要交換の可能性大

実際にあった吹田市での劣化例

  • 山田東で、築20年のスレート屋根住宅。板金が浮き、下地の貫板が腐食しており交換が必要に。
  • 千里山で、台風後に棟板金が飛ばされてしまい、緊急補修+交換対応。

【施工事例】吹田市で実際におこなった棟板金交換工事

ここでは、実際に吹田市で対応した棟板金交換の施工事例を2件ご紹介します。

それぞれのケースで劣化状況や対応内容が異なるため、「自宅と似ているかも?」と感じた方はぜひ参考にしてください。

事例①|築4年・浮いていた棟板金を交換(換気棟含む)

「築4年しか経っていないのに、屋根のてっぺんが浮いてきた」とのご相談をいただき、吹田市内の3階建て住宅へ現地調査に伺いました。

調査の結果、棟板金と換気棟のビスが外れかけており、強風の影響を受けて浮きが発生。さらに、屋根の反対面には水切り板金の未施工があり、防水性にも不安が残る状態でした。

お客様に現状をご説明のうえ、以下の内容で工事を実施しました。

施工内容

  • 既存の棟板金・換気棟・貫板をすべて撤去
  • 換気性能を確保した新たな開口部を作成
  • 防腐処理済みの木製貫板を設置
  • 水切り板金を新設し、防風・防水対策を強化
  • ガルバリウム鋼板製の棟板金・換気棟を新規設置
  • 捨てシール+コーキングでジョイント部の防水処理を徹底

かかった費用

約22.2万円(税込)
※3階建て・屋根形状の関係で、安全確保のため部分足場を使用しました。

専門家コメント|株式会社マックスリフォーム 代表取締役 杉本 匡志

杉本匡志

築浅の住宅であっても、棟板金や換気棟まわりに不具合が出ることは珍しくありません。

特に、片流れ屋根や3階建ての高所では、風圧の影響を受けやすく、施工時にビスの打ち込み不足や防水処理の不備があると、数年で浮きや雨漏りにつながることがあります。

事例②|吹田市で棟板金のビス補強&屋根瓦のシリコン補修

「屋根のてっぺんが浮いて見えるんですが…」というお客様からのご相談で、吹田市の住宅へ現地調査に伺いました。

確認したところ、棟板金の端部が外れて浮き上がっており、屋根材には複数のヒビ割れも見受けられました。

施工内容

  • 浮いていた棟板金のビス固定(ステンレスビス使用)
  • 棟板金の釘抜け箇所をすべてビスで再固定
  • 屋根材(カラーベスト・モニエル瓦)のひび割れをシリコン補修
  • 下屋根の割れた瓦にもコーキング処理を実施

かかった費用

約3.5万円(税込)
※足場不要、部分補修のみで対応

専門家コメント|株式会社マックスリフォーム 松本和也

松本和也

今回のように、棟板金の端部がわずかに浮いているだけでも、放置すれば台風や強風で板金全体が飛散する危険性があります。

また、屋根材のひび割れも見逃せない劣化サインのひとつ。特にモニエル瓦やカラーベストは経年で割れが生じやすいため、早期のシーリング補修が重要です。

応急処置とはいえ、的確に施工すれば大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

どちらのケースも、早めの点検と対応により、大きな被害を未然に防ぐことができました。
屋根の上はご自身で確認しづらい場所ですので、少しでも気になる症状があれば、無料の屋根点検をご活用ください!


DIYでの補修はNG?プロに依頼すべき理由

「とりあえず自分で釘を打ち直しておこう…」

そんな軽い気持ちで屋根に上るのは、実はとても危険です。棟板金の補修は高所作業になるため、安全面・仕上がり・将来的なリスクを総合的に考えても、プロに依頼すべき工事です。

特に以下の点に注意が必要です。

転落事故のリスクが高い

屋根の上は傾斜があり、足場も不安定。毎年、DIY中の落下事故が後を絶ちません。

補修不良による再発や雨漏りの悪化

表面だけ直しても、下地が腐っていたり、棟板金の継ぎ目処理が不十分だとすぐに再劣化します。
雨漏りが発生した場合、修理費が大きく跳ね上がることも。

火災保険が適用されなくなるケースも

自己施工による破損や、施工不良が原因の場合は、火災保険の対象外になることがあります。

万が一の事故や手直しによる余計な出費を防ぐためにも、点検から補修まで一貫して対応できる専門業者に依頼するのが安心です。

👇吹田市の台風被害、屋根修理が0円に! 火災保険活用のコツとは


棟板金交換に火災保険が使えるケースとは?

「これって保険で直せるの?」
そんな疑問を持つ方も多いですが、棟板金の破損は火災保険の適用対象になるケースが多々あります。

具体的には、次のような自然災害による破損が該当します。

台風や突風による飛散・変形

→ 特に吹田市のように台風被害の多い地域では、毎年申請が相次ぎます。

雹(ひょう)によるへこみ・割れ

→ 金属部分に傷や穴が空くことがあり、そこから雨漏りにつながるリスクも。

積雪や落雪による破損

→ 屋根形状や勾配によっては、棟板金に重みが集中し破損することも。

👇屋根工事で火災保険が適用されるケースとは?

📌 注意点
保険申請には「風災による破損である証拠(写真や見積書)」が必要です。
また、自己判断でのDIY補修を行うと、保険適用の対象外になる場合があるので、まずは専門業者に相談するのが安全です。

※経年劣化による破損は対象外です。必ず写真付きで現地調査を行い、申請サポートが可能な業者に依頼しましょう。


よくある質問(FAQ)

Q1:棟板金だけの交換でも足場は必要ですか?

A:2階建て以上の住宅や屋根の傾斜が強い場合は、原則足場が必要です。

Q2:交換には何日くらいかかりますか?

A:棟板金の交換自体は1〜2日程度ですが、足場設置を含めると3〜4日になることもあります。

Q3:雨漏りしてからでは遅い?

A:はい。板金の浮きや釘抜けなど、初期サインの段階で交換すれば、費用も被害も最小限で済みます。

Q4:保証はありますか?

A:施工内容によりますが、通常5年程度の保証がつくことが多いです。

Q5:訪問業者に「今すぐ直さないと危険」と言われました

A:その場で契約せず、地元業者でセカンドオピニオンを取ることをおすすめします。


まとめ|吹田市で棟板金交換を検討するなら、まずは点検から

棟板金の劣化は、屋根のトラブルの初期段階です。早めに点検・交換することで、大きな修繕や雨漏りを未然に防ぐことができます。

費用相場や工事の内容を正しく理解し、適切なタイミングで信頼できる業者に依頼することが大切です。

まずは、無料点検からスタートしてみてはいかがでしょうか?

【専門家コメント】

マックスリフォーム代表・杉本匡志
株式会社マックスリフォーム 代表取締役 杉本 匡志

棟板金の不具合は、小さな見た目でも大きなトラブルにつながります。

吹田市では特に築15年以上の住宅でご相談が増えています。気になる症状があれば、無料の屋根点検をご利用ください。

株式会社マックスリフォーム 代表取締役 杉本 匡志

お問い合わせ

松本和也

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株式会社マックスリフォーム

公式サイト: https://maxreform.co.jp/
所在地:〒564-0053 大阪府吹田市江の木町5-24 フェスタ江坂401

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建設業許可:大阪府知事許可(般‐29)第149300号

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